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口腔ケアについて

2018.09.14 | Category: 未分類

発熱の予防

口腔ケアを行い口の中を清潔にすることにより、本来の免疫物質の分泌(殺菌抗菌作用)・嚥下・摂食機能を維持することにより体力低下・誤嚥・感染症の予防に繋がります。

誤嚥性(ごえんせい)肺炎の予防

誤嚥性肺炎を引き起こす原因は、大きくわけて2つ考えられます。通常食道へいくべき食べ物が誤って気道へ入ってしまい炎症を起こすケースと、だ液を飲み込む時に誤嚥を起こし、だ液のなかの細菌が肺に入ってしまい発症を招くケースです。
特に高齢者の方は、睡眠時など知らない間にだ液を誤嚥してしまっていることが多く、誤嚥性肺炎は高齢者の方の死亡原因の中でも上位にあります。

認知症の予防

歯でしっかりと噛めるということは、脳への良い効果が期待できると言われています。
歯が20本以上ある人と、歯がほとんどなく更に入れ歯も使わないという人とでは、認知症の発症リスクが1.9倍も異なるという結果が出ています。歯を失う原因のひとつである歯周病などの炎症は、直接脳に影響を及ぼす危険性があると考えられています。
また、噛む力の低下は、脳の認知機能の低下も招く恐れもあります。なんでも噛める人に比べ、あまり噛めない人は認知症の発症リスクが1.5倍も違います。しっかり噛むことが困難になると、脳への刺激が少なくなり、脳が萎縮し認知症にもなりやすくなります。

心臓病の予防

歯ぐきや口の中の粘膜が傷つき、その傷口から口腔内の歯周病菌が血中に入り込むと、動脈硬化を引き起こす原因となることがあります。
症状が進行してしまうと、心筋梗塞や狭心症などが起こり、最悪の場合だと死にいたることもあります。
傷口に菌を近づけさせないために、だ液の分泌を促したり、歯周病そのものにならないためのケアも行います。いうしたことで、口腔内からの心臓病を未然に防ぐことが可能になるのです。

糖尿病の予防

糖尿病になる一歩手前の症状を持つ人を「境界型」といいます。調査によると、境界型になるリスクを歯周病が無い人とある人で比べたとき、中程度の歯周病がある人では2.1倍、重度の歯周病がある人では3.1倍もの差が生まれるそうです。
血中に歯周病菌が入り込むこと、 血糖値を下げるインスリンの障害になるとされています。さらに最近の研究では、歯周病による歯ぐきの炎症が糖尿病を発症・悪化させるこということが、明らかになりつつあるようです。
一見、何の関わりもないように見える口腔ケアと糖尿病ですが、歯周病にも原因があると考えられてきているため、糖尿病予防にも効果を発揮するのではないかと期待が寄せられています。

だ液の分泌促進

口腔内が乾燥してしまうのは、食べ残しや細菌が口腔内を覆い、だ液の分泌を妨げてしまうからです。口腔ケアで清潔にすることにより、だ液が少しずつ出てくるようになります。
また、ケアの時には『だ液腺』という、だ液が多く分泌されるポイントに指で刺激を与えるため、働きが活発になり、だ液が出てきます。口腔を清潔にする機能も唾液にはあるので病気を未然に防ぐことにもつながります。

さらに、口からの栄養摂取で体力が強化できれば運動療法がより効果的になるからです。
体力低下している際に運動を行うと本来は食事でとれたエネルギーをしようしますが、体力がない状態で運動療法を行うと体の中のエネルギーを使用して動くことになります。そのためより体力低下につながり病気に対する抵抗力低下や症状を悪化させてしまうことがあります。
その為、食事を安定して取れるようになれば心身共に健康になりやすいうえに改善も見込める為に実施しております。
昔に歯が命!というCMがありましたが、食べる楽しさを維持する事で心身共に元気に過ごしましょう!


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